エスター
ずっとずっと観たかった映画を観た。
あらすじも結末も知っていたとはいえ見入ってしまうのは演技力と演出の賜物か。
登場人物みんなが何かしら抱えてる
でも自分の大切な人と近い距離にいてじぶんなりに周りを大切にしようと尽力する
けれど抱えてるもののためにお互いに見え方が違って、お互いに相手が狂ってるように見えてしまう。
もうそれが観ていられないほどに、可哀想でも切ないでもない、とにかくしんどくなる描写が多い。何度も観るのをやめようかと思ったししもう観たくないくらい。
主役のエスターはこれといって動かないし(同級生を突き落としたりはする)、誰かの過去を回想するシーンもないし、映画のわりに日常系なシーンが多いのにこんなに心動かされる。主にしんどい方向に。
なんだろう、やるせなくなる。だれも間違ったことは言ってなくて自分の「正しい」を貫こうとしてるだけなのに大切な人から異常者扱いされる。やるせない
こんなに日常シーンでしんどくさせる映画もすごいと思う。
褒めてますよ
1番印象に残ったのは末妹マックス役のアリアーナ・エンジニアちゃんがめっちゃ可愛かったこと
あぁグレゴール
フランツ・カフカの『変身』が読みたくて図書館にあしげく通っているけどいつも貸出中で。
新潮社も幻冬舎もどこの出版社のものも置いてあるのになかなか借りられないのでしびれを切らしてあおぞら文庫なるサイトから読んだ。
なんて手軽なんでしょう、検索するだけで本が読めるなんて!
書籍をすべて電子媒体にすることへ賛否あるけれど、私は賛成。でも紙が好きなので好きな本は不便であろうとも紙媒体のものを買うわ。
本を読んだあとの「読んだぞー!」っていう感覚が好きなのに、ウェブページ1ページで読めるとどうも達成感がうすい。
こう、重くても大きくてページがめくりにくくてもぺらりぺらりと紙をめくりたい。しおりを挟んで(もう半分過ぎたのか〜)とか思いながら読み終わるのを勿体ながりたい。
本を読む自分が好きな節がある。